リージェント・セブンシーズ・クルーズ日本地区販売代理店
平成元年創業・株式会社ティーアンドティー
お問合せ 03-6794-1320

 
 
 

【アラスカ、ネイチャークルーズ】

360度を包む「極上の癒し」 海と森林が融合する寄港地

 
 「夏におすすめの航路は?」と尋ねられると、私は「アラスカはもう体験されましたか?」と答える。たいてい返ってくるの「でも寒いのでは?」という言葉だ。「アラスカ=寒い」という等式は日本人にはかなりしっかりと根付いている。事実、私自身も体験するまではそうだった。だが、そこには地中海やカリブ海とはまったく異なる世界が待ち受けている。
 
 アラスカ航路ならではの魅力をご紹介しよう。
 
 まずは目まぐるしく移り変わる風景。ルートはシアトルやバンクーバー発着で沿岸を北上する航路か、そのままアンカレッジ付近の港町スワードへ抜ける航路が主だが、その間、船は無数の島々の間を縫って航行する。
 
 木々が生い茂る大小の浮島は手を伸ばせば届きそうなほど近く、潮の香りに混じって、時折森林の香りが鼻孔をくすぐる。海面を眺めていると、シャチやクジラが悠々と船と並走したり、きょとんとした顔でこちらを見上げるアザラシや貝殻を腹の上で割るラッコと目が合ったりする。まさに周囲360度を大自然に包まれる。他の海域では味わえない極上の癒しを感じる瞬間だ。
 
 「終日航海日」が多いのもこの航路の魅力だ。7泊航路の約半分はひたすら走り続けるが、オープンデッキに陣取って目の前で展開するパノラマを眺めていれば1日はすぐに過ぎてしまう。
 
 運航シーズンは5~9月だが、最も夜が短くなる6~7月ともなると、午前3時から夜は11時過ぎまで空は明るい。寝不足に要注意だ。実際にデッキで毛布にくるまって一日中ゴロゴロと過ごすカップルも少なくない。土曜日出航を選べば、ウィークデーの5日間の休暇を足せば日本からでも気軽に乗船できるので、忙しい方にもおすすめしたい。
 
 アラスカ航路最大の見どころは氷河だ。氷塊が海に崩落するポイントはいくつもあり、氷河はどれも芸術作品のように個性的だ。よく「アラスカでは1日に四季がある」と言われるが、天気がよければ30度を超える。8月でも雪が降ることもあるし、氷河のポイントでは吹雪になることも…。ダウンジャケットは必携だ。

 
 寄港地をひとつだけご紹介しよう。私のお気に入りは一番北に位置するスキャグウェイだ。アメリカ最大の州であるアラスカ州は、よくフライパンの形に例えられるが、この街はちょうどその取っ手部分に位置している。
 
 かつてゴールドラッシュで栄えた街のメイン通りには、古めかしい酒場や娼館、ジュエリーなど、いまも当時の面影が残っていて、最も歴史を感じることができる。当時の派手なドレスを着た女性ガイドが街案内をしてくれるツアーもある。他にも、カヌーやラフティング、乗馬、金採掘、グリズリーウォッチングなど大自然を満喫するツアーがたくさんあるが、おすすめしたいのは米加国境を越える列車の旅だ。列車は港にある駅を出発し、国境までは険しい山をスイッチバックで登り、1時間ほどで標高870メートルのホワイトパスに到着する。当時の金鉱採掘者の苦労がうかがえる。
 
 ディナーを終え客室に戻っても、まだ外は明るい。ベランダに出ようとドアを開けると、潮の香りよりも先に濃厚な森の香りが鼻を突く。海と森、この大自然の贅沢なアロマのブレンドはアラスカ航路でないと味わえない。白夜を肴に食後酒をちびちびやりながら眠くなるまでベランダで過ごす…、これもまたアラスカ航路の隠れた醍醐味だ。次の夏はぜひアラスカへ!

個人散策の強い味方 ~ 乗り降り自由のHop on Hop off バスで見どころをめぐる

 

多くの寄港地で「港から街の見どころを周回するバス(Hop on Hop off)」がでています。

 

●定額制で乗降自由、乗り放題(1日券で15~30ドル程度)です。
●1時間前後で同じルートを周回(街によっては数ルートあることもあります)します。
●日本語のイヤフォンガイドが備わっていることもあります。
●2階建てのバスのことが多く、天気のいい日にはルーフが開きます。
●車内では「無料WIFI」が使えることもあります。
 

利用上の注意とコツ:人気の停留所や基点(駅やホテル前)では、乗車待ちの客が多く、降車客が少ないと乗り切れないことがあります。まずは「一周」して、乗降ポイントをしっかりとチェックするといいでしょう。
●Hop on Hop off 情報サイト●

個人乗船のアドバイスとサービスのご案内